犬島の紺碧の空とトンビ
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2024/09/13
その時私は
彼のマネージャーに徹しようと決心したのでした。
お正月のご機嫌伺いに師のアパートまで出向いた時のことです。
裏庭の枯枝に少し雪の残るピラカンの赤い実を啄みにきた小鳥を窓越しに見ながら暖房もなく
身体にはドテラをまといキャンバスに向かって油絵を描いていたのです。
その一心不乱にキャンバスと向き合う姿は師の絵心の真剣さを強烈に伝え私は言葉もなくタダタダ見入っておりました。
その日から
師と押し掛けマネージャーの二人三脚油絵行脚が始まったのです。
犬島に朽ち果てた銅の製錬所跡があると聞き敏腕マネージャーの触手が伸び鄙びた漁港宝伝から渡しに乗り探し当てて描いたのがこの一枚です。
犬島は日本のエーゲ海と呼ばれる瀬戸内海にある小島です。
これはそののち師のお気に入りの一枚の絵になりました。
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